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行政書士 アスナ事務所

〒355-0055
埼玉県東松山市松風台14-25

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融資が下りたのでその過程を公開!その③お盆休みに突入、融資の行方は?

埼玉のほぼ中心東松山市で行政書士をやっている田村栄嗣です。
本日も、「創業融資」について詳しく解説していきます。

T銀行で1回目の面談を終え、事務所に戻ってきました。
Hさんから、T銀行フォーマットの資金繰り表をいただいたのですが、Excelで作りたいのでネットから適当にダウンロードします。

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目次

資金繰り表を作る!が、経費って何?

Hさんからいただいたものと似たようなExcelファイルをダウンロードし、サクサクと表を作成するとは当然いかず、まず、見込収入をどれくらいにするかを検討します。新規許認可を1~2件と契約書作成など小さなものを5~6件受けると仮定して、○○万くらいかな。
さらに、年内に申請取次の新規の講習を受けて年明けから入館業務を始めるとして、元同僚の紹介で月に2~3件依頼が来るとすると、△△万円くらいかななどと、虎屋の羊羹もびっくりの甘々な数字を打ち込んでいきます。
さて、経費はどうしよう?むしろこっちのほうが難しいな。Hさんも簡単でいいって言ってたので、交通費、通信費、広告費、図書費、光熱費、あれ自分の給料はどうなるの?
グーグル先生に聞いてみる。あ、個人事業主の場合は経費に入らないのか!ふむふむ、するとこんなものかな?
よし、とりあえず埋めた(出来たのではなく埋めただけ)ので、明日さっそくHさんに電話だ。

資金繰り表の提出と2回目の面談

翌日、朝一でHさんに電話でアポ取りをします。

Hさん「早かったですね💦」
私「レスポンスが速いのが丙事務所のモットーです!」

もちろん少しでも早く、融資を受けたいがためなのですがあまりガツガツするのもなんですしね。
そしてアポ取りをしてその日の午後に、再びT銀行へ向かいます。

Hさん(書類を見ながら)「おおむねOKです!それにしても早かったですね。」
私(内心、融資早よと思いながら)「これくらいの書類ならすぐ作成できますよ。で、訂正するところはありますか?」
Hさん「そうですね。特にはないのですが、自宅事務所だと実際は経費があまりかかりませんよね?そうすると、運転資金の場合、融資額が大幅に少なくなる可能性があります。それに、行政書士ですと仕入れもありませんし…。実際、保証協会に出してみないとわかりませんが、明日このまま提出します。」
私「よろしくお願いいたします。」
Hさん「来週早々には保証協会からレスポンスがあると思いますのでよろしくお願いいたします。」
こうして、書類提出と2回目の面談を終えたのでした。

しかし翌週、保証協会の返答は来なかった…

2回目の面談をしたのが、木曜日でHさんが保証協会に資金繰り表を提出したのが金曜日でした。
8月12日から世間はお盆休みに突入してしまうので、それまでに保証協会からの返答が欲しいところです。
ところが、8月11日までに保証協会からの返答がないまま、お盆休みに突入してしまうのでした。

なんと、担当のHさんは夏休みに突入!はたして、融資の行方は?

お盆が明けた16日、朝からそそくさとT銀行に電話をします。

電話のお姉さん「おはようございます。T銀行○○でございます。」
私「恐れ入りますが、融資担当のHさんをお願いしたいのですが」
電話のお姉さん「確認いたしますので、恐れ入りますがしばらくお待ちいただけますか?」
私「承知しました。」

しばし、保留音

電話のお姉さん「お待たせいたしました。申し訳ございません、Hはただいま1週間ほど休暇を取っておりまして、出てくるのは来週になります。」

え、マジ?

私「現在、融資の申し込みをしておりまして、先週中に保証協会から返答が来るということだったのですが…」
電話のお姉さん「かしこまりました。Hの上司にお繋ぎいたします。」
上司「お電話変わりました。上司です。実は私のほうは把握しておりませんので、Hからご返信差し上げるよう手配いたしますが」

うーん、銀行ってこんな感じなんですかね?他人様のお金を預かる機関にしては少々ずさんな気が…。

私「承知しました。こちらも少し急いでいるのでよろしくお願いいたします。」

約1時間後…

Hさん「申し訳ありません。上司のほうに引き継ぎがうまくいかなかったもので。で、保証協会からはまだ正式な返答がありません。話してみた感触ですと、申請額満額は難しいかと思います。」
私「で、いくら位になりそうですか?」
Hさん「最大でも申請額の1/3位かと思います。」

うわっ、マジかー⁉それでも、数か月分の運営費には充分である。本当は営業車も買いたかったけど。

私「承知しました。今月中には、事業計画書の申請まで行けますかね?」
Hさん「保証協会次第ですから、何とも…。申し訳ありません。」
私「わかりました。お休みのところ申し訳ありませんでした。」
Hさん「いえいえ、こちらこそ連絡が遅れて申し訳ありませんでした。」

『創業塾』への申し込みをする

電話を切って、しばし考え込む私。
取り合えず、減額されるが融資自体は行けそうではある。事業計画書は県からダウンロードした用紙にとりあえず下書きを作成しておくことにしました。
そして、事業計画書の提出が遅れた時のために、商工会主催の『創業塾』に申し込むことにしました。
中小企業診断士さんが講師ですし、1回あたり500円ならそれほど懐も痛まないので、まあ、いいかなと。
出来ることはやっておこうということです。
ところが、翌週Hさんから、保証協会のほうからまだ返答が来ないとの電話をいただいたのでした。

本日はここまでです。お疲れさまでした。

創業融資に関して疑問をお持ちの方は、お気軽にご相談ください!

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