埼玉のほぼ中心東松山市で行政書士をしている田村栄嗣です。
本日は、「2023年度申請よりGマークの認定基準が変わります」について解説していきます。
まずは2022年度の認定基準
まずは、令和4年度までの認定基準をざっくりと説明します。
☆2022年度の評価項目
Ⅰ.安全性に対する法令の順守状況 | ・地方実施機関の巡回指導結果 ・運輸安全マネジメント取組状況 | 配点40点 基準点数32点 |
Ⅱ.事故や違反の状況 | ・重大事故 ・行政処分の状況 | 配点40点 基準点数21点 |
Ⅲ.安全性に対する取組の積極性 | ・安全対策会議の実施、運転者の 教育などの取り組みの自己申告事項 | 配点21点 基準点数12点 |
☆2022年度の認定基準Ⅲ
①評価項目(101点)の評価点数の合計点が80点以上であること。 ②各評価項目において下記の基準点数を満たしていること。 Ⅰ.安全性に対する法令の順守状況・・・・・・・・・32点(配点40点) Ⅱ.事故や違反の状況・・・・・・・・・・・・・・・21点(配点40点) Ⅲ.安全性に対する取組の積極性・・・・・・・・・・12点(配点21点) ③法に基づく認可申請、届出、報告事項が適正になされていること。 事業変更の認可・届出を怠っていないか、事業報告書をきちんと提出しているかということです。 ④社会保険への加入が適正になされていること。 労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険にきちんと加入しているということです。
詳しくはこちら⇒運送業・Gマーク取得の要件:取引先だけでなく社会からも求められる運輸の安全性
2023年度変更点
評価項目の中でⅡは変更なし、Ⅰ、Ⅲが変わります。
Ⅰ.安全性に対する法令の順守状況
Ⅰは、項目の変更はなく配点が変わるだけなのでそれほど複雑ではありませんが、運転日報は運送事業者ならきちんと運用して当然という見解からなのか3→1点と大幅にダウン。
また気を付けていただきたいのは、運輸安全マネジメントの項目で、3→2点にダウンするだけではなく、それまで申請書類で評価されていたものが、巡回指導結果による評価へと変更されます。
巡回指導の重要性が増すことになります。


Ⅲ.安全性に対する取組の積極性
Ⅲは、だいぶ変更点があります。
下の図を比較していただくとわかるのですが、まず、2022年度は11項目、配点21点だったのに対し、2023年度は4つの大項目の中に小項目が複数ありその中から選択することになっており小項目は全部で17項目に増えています。
最大選択数は10項目、最低選択数は4項目です。
特に注目なのは「ドライバーの時間外労働時間960時間以下の先取り」です。
2024年に向けて、国もいろいろ動いているという印象です。
24年問題にどう対応するかは、運送事業者にとってはまさに死活問題と言っても過言ではありません。



まとめ
Ⅲの変更はかなり分かりにくいものとなっています。
しかし、24年問題も含めて運送事業者にとっては重要な事柄を多く含んでいます。
Gマークの取得に関心のある事業者様はお気軽に当事務所にお問い合わせください。
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