埼玉のほぼ中心東松山市で行政書士をやっている田村栄嗣です。
本日も、「創業融資」について詳しく解説していきます。
前回、自己資金なしで受けられそうな融資があると聞いて、早々に話を切り上げて銀行へと向かう私だったが、そこには小さな落とし穴が…。
銀行の窓口にて「こちらでは融資業務は行っておりません。」
屋号の口座を作った事務所から歩いて5分のＴ銀行へ到着し、窓口で「あの～、創業融資の申し込みに来たのですが…」と恐る恐る告げると、ベテランの工員さんが困ったような顔で「大変恐縮なのですが、こちらは出張所でして融資業務は行っておりません。支店のほうへお願いいたします」と言われてしましました。
そう、こちらは支店ではなく出張所のようなもので扱いは金銭のみだったのです。はずかしいー。
それでもこのベテラン行員さんが、支店の融資担当者に繋いでくれて午後から支店のほうへ伺うことに。
うーん、とんだ遠回りだった（手間的にも距離的にも）。
第一回目の申し込み兼面談！
事務所で昼食をとり、気持ちを仕切りなおします。
T銀行につくと、すぐに担当のＨさんが出てきて、仕切りのある面談スペースへ。
私「6月に開業したのですが、これから営業に力を入れたいと思い相談に来ました。」
Ｈさん「現在どういった分野を取り扱っておられますか？」
私「今のところは贅沢も言えないので、来たもので弊所で受けられる物は受けるスタンスですが、人的リソースには限りがありますので、起業家支援を軸に展開していきたいと思っています。」
その他、聞かれたことは、現在の収支の状況、自己資金の有無、事務所の形態、従業員の有無、家族形態と職業、前職のことなどです。
私のほうからは、現在7月に相続と建設業更新と代表変更を各一件ずつ終え、現在入金待ちであること、お盆明けから農転の話が動きそうなこと、秋以降に人材紹介会社の設立と運送業の新規営業所の許可申請の話が来ていることを話しました。
そして、設立した人材紹介会社がVISA手続きの仕事をあっせんしてくれる予定であることも付け加えました。
1年分の収支計画という宿題を渡される
話を終えるとHさんから「どのフォーマットでも構いませんから、1年分の収支計画書を提出してください。もちろん予測で構いません。それが出来たらお電話ください。それをもとに一緒に保証協会へ仮申し込みするために修正しましょう。」と宿題が出されました。
とはいっても、予測収入と経費を埋めるだけの簡単なものでいいので、翌日には作成して持っていきました。
保証協会付きの融資は時間がかかると聞いているので、お盆前には仮申請しておきたかったので必死にやりました（というほどではないですけど）。
ここから、いよいよ保証協会とのやり取りが始まります。
といっても、私はHさんとやり取りするだけですけど。
本日はここまでです。お疲れさまでした。
創業融資に関して疑問をお持ちの方は、お気軽にご相談ください！
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