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行政書士 アスナ事務所

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【1発合格者が解説!】運行管理者試験(貨物)は過去問の繰り返しで大丈夫!

運行管理者試験

埼玉のほぼ中心東松山市で行政書士をやっている田村栄嗣です。
本日は、「運行管理者試験(貨物)」について詳しく解説していきます。

女性社員

運行管理者試験って難しいんですか?

行政書士 田村

国家試験の中ではそれほど難しいものではないと思います。

ただ、ぶっつけ本番で受かるほど、簡単なものではないですよ!

試験というからには、それなりの準備が必要になります。

女性社員

どんな準備が必要になるのですか?

行政書士 田村

特別な物は必要ありません。

テキストと過去問があれば合格できます。

また、少ないのですがスマホで受けられる講座もあります。

ご自身の環境に合わせて、選びましょう。

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目次

運行管理者試験とは?

先日、令和4年度第1回の運行管理者試験(貨物)に無事一発合格出来ました。

そこで、これからどう試験を受ける方のために、私の忘備録を残しておこうと考えました。

受験生の皆様の一助になればうれしく思います。

ここでは、貨物についてのみお話しします。

運行管理士試験は、8月上旬~9月上旬、2月上旬~3月上旬の年二回です。

試験の申し込みは、6月あるいは1月の中旬から1ヵ月間で、ネットから申し込みます。

申込手続きは少し面倒くさく、詳しくは公益財団法人運行管理者試験センターのHPをご覧ください。

気をつけなければいけないのは、受験条件の一つである基礎講習が、申込期限の後に行われるケースもあるということです。

その場合は、先に申し込みをしておいてから、基礎講習終了証を写メなどにとって送付します。

私は勘違いをし、基礎講習後に申し込みをするつもりで、申込期限に間に合いませんでした。

受験機会を逃すと次は半年先ですから、会社ですぐにでも必要だとか転職活動に使うという人は、
きちんと申し込みましょう。

運行管理者試験の形式は?

CBT試験

試験は紙の答案用紙を用いた試験ではなく、会場のPCを使った「CBT試験」になります。

令和3年度の試験より全面移行となりました。

会場は、パソコン教室を借りて行うことが多く、駅から徒歩圏内にある場合がほとんどです。

(公社)運行管理者試験センターのHPでCBTの練習が出来ます。普段PCを使わない人は会場で戸惑わないように、しっかり練習しましょう。

また、会場で試験前にも練習ができます。

計算やメモ用のA4の紙とシャープペンシルが渡されます(試験終了後持ち帰りはできず、返却します)。

試験の形式

試験の形式は、基本選択式ですが、単純な正しい(あるいは間違っている)肢を一つ選ぶのではなく、「正しいものをすべて選べ」「選択肢を『適』『不適』」など一筋縄ではいかない問題も出題されます。

そのような問題では選択肢すべての正誤が分からなければ、正解できません。

出題範囲と配点

出題分野問題数
⑴貨物自動車運送事業法関係8問
⑵道路運送車両法関係4問
⑶道路交通法関係5問
⑷労働基準法関係6問
⑸その他運行管理者の業務に関し、必要な事務上の知識及び能力7問
合計30問

合格基準
原則として、正解数が30問中18問以上、かつ、各分野1問(実務上の知識及び能力は2問)以上で合格。
18問以上正解していても、上記⑴~⑷までは、各分野0点があってはダメ、⑸は1点以下があってはダメで不合格になってしまいます。

運行管理者試験の対策

基礎講習のテキストの読み込み

基礎講習を受講した方は、そのテキストを読み返しながら過去問を解きます。

しかし、最初から最後まで一言一句読み込んでいっては時間がいくらあっても足りませし、挫折してしまいます。

基礎講習は時間の関係で、テキストの重要部分に絞って解説していきます。

講習で講師が説明した箇所のみを読んでいきます。

その際に、過去問の問題番号、例えば令和3年2回13問だったら「R3‐2⑬」のようにテキスト該当箇所に記入していきます(↓の画像参照)。

これを繰り返していくと、何度も繰り返し出題されている論点が浮かび上がってきます。

2回目以降のテキストの読み込みは、この論点を中心に行います。

そうすれば、一見試験範囲は途方もなく広いように感じますが、実際に出題されている箇所は意外に狭いことがわかると思います。

基礎講習のテキストの読み込み

過去問は何回繰り返すの?→全選択肢が理解できるまでが正解。

過去問は問題集1冊を繰り返しましょう。


予想問題集なども出ていますが、過去問を繰り返すだけで十分です。


どれくらい繰り返せばいいのか分からないという人もいるかと思います。


答えは、『全問、選択肢ひとつひとつの正誤が理解できるま』繰り返します。


また、繰り返すときに、『自分で完璧に解けた問題』、つまり選択肢すべてきちんと理由をつけて○×をつけることができた問題は、以後、繰り返す必要はありません。


そのような問題は、いつでも正答できます。


印のついた問題をひたすら繰り返し解きます。


そして問題を解いたとき、必ず問題番号の横に解けたかどうか印をつけます。


私の場合は、解けた問題には無印、解けなかった問題には『※』をつけるようにしています。


一回目解けなかった問題には『/』、2回目も解けなかった問題は『×』、3回目も解けなかった問題は『※』と進化していきます。


↓の画像は、『※』+『/』で4回間違えたということです。

過去問は何回繰り返すの?→全選択肢が理解できるまでが正解。

過去問は1冊を繰り返せば十分ですが、それでも不安でしたら、予想問題集よりはネットに過去問集に未収録の古い問題もアップされていますので、そちらを利用しましょう。


ただし注意して欲しいことがあります。


それは、『法令の改正』です。


試験は当然現在の法令に基づいています。


その現在の法令から見ると誤りとなる選択肢もあります。


例えば、平成28年度第2回の問1の足は令和元年11月1日施行の改正により、現在では誤りとなります。

おまけ:私が使った問題集

試験の問題集は、問題と解答・解説が別冊のものが使いやすいと思います。


参考までに私が使った問題種のリンクを貼っておきます。

運行管理者試験

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