埼玉のほぼ中心東松山市で行政書士をやっている田村栄嗣です。
本日は、「運行管理者試験(貨物)合格のための勉強時間は?」について詳しく解説していきます。
私は、基礎講習を1月の下旬に受講し、令和3年度2回目の試験を受けるつもりでした。
しかし、間抜けな私は、基礎講習修了→試験申し込みと考えいたのですが、
実は基礎講習受講前に申し込みは終了していました。
そして、8月の令和4年度1回目を受験し合格しました。
つまり、基礎講習受講から半年後に受験したわけです。
皆さんは私のようなことはないのでしょうから、基礎講習受講後すぐに受験をされると思います。
あくまでも参考までにお読みください。
私の勉強方法
私は8月21日が受験日だったため、ちょうど3週間前の8月1日から過去問を解き始めました。
仕事があるため勉強時間は1日1~2時間を基準にしました。
私は資格試験を受ける際、過去問→参考書の順で勉強を行います。
「えっ、それじゃ全く解けないんじゃない?」とお思いの方も多いと思います。
そうです。最初に解いたときの正答率は感で当たったところを含めても30%位だったのではないでしょうか。
基礎講習から半年以上たっているので、忘れている部分も多かったです。
でも、いいんです。
試験は本番に合格点が取れればそれでいいんです。
過去問を解くのは、合格に必要な知識を入れることが目的です。
基礎講習後、すぐに受験するのであれば、講師が講習中に説明したところだけを読み返してから過去問を解いても構いません。
つらいのは最初の1回
最初は1つの分野ごとに解いていきます。
例えば、「貨物自動車運送事業法関係」だったら、令和3年度2回目の問題から平成28年度2回目(過去問集は4年8回分)までこの分野だけを解いていきます。
理由は、2つあります。
1つは問題が出たところを参考書に書き込んでいくため(前掲ブログ参照)、参考書のあちこち飛ばないのでその方が楽であること、
2つめは同じ分野を集中して解くため、知識が定着しやすいからです。
さらに、何度も形を変え出ている選択肢を見つけやすいことも上げられます。
問題自体は知識問題が中心で覚えているかいないかなので、大体5分程度で1分野1年分が解き終わります。
出来なかった問題を中心に参考書を調べて該当箇所に書き込みをします(前掲ブログ参照)。
この作業は出来るだけ丁寧に入念にやってください。
すると、最初は2時間くらいで大体8回分を1回まわすことが出来ます。
正直、1周目は面倒くさくてつらいです。
でも、ここを乗り越えればあとは出来なかった問題を繰り返し該当箇所を読むだけなので、手間は格段に減ります。
5回も繰り返せば、回答まで覚えてしまって退屈になるくらいです。
とにかく最初の1回を我慢できればそれだけで合格が見えてきます。
2回目以降
前のブログにも書きましたが、2回目以降は1回目にできなかった問題だけを解いていきます。
1周目にある程度時間をかけて参考書に書き込みなどを行っているので、2周目以降、特に参考書へ書き込みすることはなく、出来なかった問題の該当箇所を読むだけとなります。
運行管理者試験は、問題文が短めで問題数も少ないため、暗記してしまっている部分も多いかと思います。
だからと言って適当に問題を解かないでください。
問題を解くときは本番のつもりで緊張感を持って解いてください。
2周目は1周目のおよそ半分ほどで終わると思います。
基礎講習後半年たっている私がそうなのですから、基礎講習終了直後の方はもっと正答率が高いかもしれません。
3週目は1周目のおよそ2割ほどです。
この辺りで合格が見えてきます。
3週目を終えたあたりでぜひやってほしいことがあります。
それは、紛らわしい数字をまとめることです。
数字に関する問題は非常によく出題されます。
例えば、書類の保存期間とか特別講習に関する期間をポストイットやメモにまとめて、参考書に挟みます。
これで一層の理解が進み以降間違えることはほどんどなくなります。
そんなこんなで1周目およそ10時間(1分野1日2時間で5分野で5日)、2周目およそ5時間(1分野1時間×5分野で5時間で3日)、3週目以降毎日1時間×12日で、合計27時間くらいでした。
1日当たり平均1.3時間くらいですね。
およその目安にしてください。
最後に
私の勉強の仕方はごくオーソドックスなものです。
このような暗記型の試験は、まじめにコツコツと積み重ねるに限ります。
また、時間がないことを言い訳にしてはいけません。
必ず受かろうと思えばどんなスキマ時間にでも出来ることはありますし、時間も何とか作ろうとするはずです。
次の試験は来年の2月ですが、今からある程度予定を組みきちんと準備して取り掛かりましょう。
そして、私のように受験の申請を忘れるなどということのなきようお願い申し上げます。
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